共催イベント シンポジウム・デバ

(協力シンポジウム)日仏都市会議2022―小屋組−フランス・ベトナム・日本の歴史遺産の修理 / 再建をめぐって(外部会場、オンライン)

【講師】北河大次郎(文化庁)、フレデリック・エポー(CNRS)、長谷見雄二(早稲田大学名誉教授)、後藤 治(工学院大学理事長)、佐分利和宏(竹中工務店)、レ・ヴィン・アン(デュイ・タン大学)、ブノワ・ジャケ(フランス国立極東学院)、ニコラ・ジゼル(KOZ Architects)青島啓太(追手門学院大学)
【司会進行】岡崎瑠美(芝浦工業大学)
【開会の挨拶】 岩田忠久(日仏工業技術会会長、東京大学大学院教授) 、ジュール・イルマン(駐京都フランス総領事)
【閉会の辞】三宅理一(日本建築文化保存協会理事、東京理科大学客員教授)

“イベント詳細”

2022-05-28(土) 13:30 - 17:50
会場 外部会場・オンライン
定員 50
参加費 一般2.000円、学生1.000円(資料代含む)、オンライン参加は無料
問い合わせ 日仏工業技術会 info@sfjti.org
参加登録 参加登録フォーム
詳細 会場 アンスティチュ・フランセ関西 稲畑ホール、オンライン
言語 日本語、フランス語(同時通訳あり)
主催 日仏工業技術会、日本建築文化保存協会、在日フランス大使館科学技術部、アンスティチュ・フランセ関西
協賛 (株)竹中工務店、(株)総合資格(株)竹中工務店、(株)総合資格
協力 フランス木材技術研究所、フランス国立木材技術産業大学、工学院大学、追手門学院大学、東京理科大学、(公財)日仏会館
後援 林野庁、日本建築学会、HEAD研究会

 

20194月と10月に相次いで発生したパリのノートルダム寺院と沖縄の首里城の火災は、世界遺産に関わる場所が被災したということで世界を震撼させ、木造の伝統について大きな議論を呼びました。日本のような長い木造建築の歴史をもつ国は当然として、組積造が主体であるヨーロッパにおいても室内や小屋組を木造とする点で古い技術とデザインを誇っています。今回、木造・木質に関わる国際会議WOODRISEが開催されるのにともない、歴史的建造物の修復や再建をめぐって日本とフランス、そしてアジアの中で高度の木造文化をもつベトナムから専門家を招き、アジアと欧州を比較する場を設けました。外からだけではわからない屋根=小屋組に注目し、その隠されたメカニズムと保存修復に必要な智慧をめぐって活発な議論を繰り広げます。パリ、那覇、奈良、フエと世界遺産の向かうべき方向についても新たな知見を読み取って頂ければ幸いです。 

 

チラシ

 

 

[プログラム]
13:30-13:45
開会の挨拶
岩田忠久(日仏工業技術会会長、東京大学大学院教授)
ジュール・イルマン(駐京都フランス総領事)

13:45-14:00
木造文化財のリスクマネジメントについて/北河大次郎(文化庁文化財調査官)

14:00-15:30
<第1セッション:木造遺産の火災被害と復旧>  
パリ・ノートルダム大聖堂の木造屋根の復旧について/フレデリック・エポー(CNRS研究員、中世考古学者)

首里城の火災被害について/長谷見雄二(早稲田大学名誉教授)

ディスカション / コメンテーター:後藤治(工学院大学事長)

(休憩 15:30-15:45)

15:45-17:15
<第2セッション:伝統木造建築の保存修理>
唐招提寺の木構造修理について/佐分利和宏(竹中工務店)

ベトナム・フエ城の木造修復について/レ・ヴィン・アン(デュイ・タン大学専任講師、フエ城保存修復担当)

ディスカション / コメンテーター:ブノワ・ジャケ(フランス国立極東学院准教授)


17:15-17:35
KI-TIME ワークショップ開催レポート

17:35-17:50

総括/青島啓太(追手門学院大学准教授)


閉会の辞/三宅理一(日本建築文化保存協会理事、東京理科大学客員教授)



[講師プロフィール]
北河大次郎  文化庁文化財調査官
東京大学土木工学科卒業、エコール・ナショナル・デ・ポンゼショセ修了後、文化庁にて文化財行政に携わる。現在は近現代建造物を担当。博士(国土整備・都市計画)。主な著書として『近代都市 パリの誕生』(河出書房新社)。


フレデリック・エポー  CNRS研究員、中世考古学者
国立科学研究センター (CNRS) 研究員、トゥール大学配属。博士 (考古学)。ロマネスクとゴシックの架構の歴史や、大工工事における木材、中世の林業と森林、また、民族考古学的観点からカロリング朝の木造建築を中心に研究。


長谷見雄二  早稲田大学理工学術院名誉教授
早稲田大学理工学部建築卒業、同大学院理工学修了。博士 (工学)。 建設省建築研究所研究員を経て、アメリカ国立標準技術研究所客員研究員、建設省建築研究所主任研究員、建設省建築研究所防火研究室長歴任。1997-2020年早稲田大学理工学術院創造理工学部教授。


後藤治  工学院大学理事長
東京大学工学部建築学科卒業後、同大学院工学系研究科建築学専攻修了。博士 (工学)。文化庁文化財保護部建造物課文化財調査官から工学院大学工学部・建築学部教授を経て、工学院大学理事長・総合研究所教授を務める。


佐分利和宏  竹中工務店大阪本店設計部構造部門部長
神戸大学工学部環境計画学科卒業、同大学院工学研究科環境計画 学専攻修了。京都大学大学院博士課程修了。1994年株式会社竹中工務店入社、現在は竹中工務店大阪本店設計部構造部門部長、構造を担当。博士 (工学)。


レ・ヴィン・アン  デュイ・タン大学専任講師、フエ城保存修復担当
フエ美術大学卒業、早稲田大学理工学術院にて博士号(建築)を取得。日本ベトナム連携戦略研究所所長。東アジア諸国(中国、日本、韓国、ベトナム)との地理的・文化的関係におけるベトナムの歴史的都市と建築遺産の研究を行う。


ブノワ・ジャケ  フランス国立極東学院准教授
パリ・ラ・ヴィレット修士課程、EHESS Paris、DEA、京都大学博士号取得 (工学)、パリ第8大学博士課程修了 (建築史)。現在、日本における木造建築の修復と再生を専門としている。パリ・ラ・ヴィレット国立高等建築学校講師、エコール・スペシャル建築学校講師。


ニコラ・ジゼル  KOZ Architects
建築家。1999年にKOZアーキテクトを設立。2012年よりリール建築大学講師。フランス、メキシコ、ガボンでのプロジェクトを手掛ける。2008 年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展フランス館「Générocité」の共同キュレーターを務める。WOODRISE国際会議(ボルドー2017)の建築デーのキュレーターを務める。


青島啓太  追手門学院大学准教授
芝浦工業大学建築工学科卒業、同大学院建設工学専攻修了、パリ・ベルヴィル建築大学修了(DEA)、東京理科大学博士号取得。2021年より追手門学院大学准教授、2016年より株式会社bask design共同主宰。

 

 

 

 

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