歌 福田美樹子(コロラトゥーラソプラノ) 神谷明美(ソプラノ) 増田貴代子(ソプラノ) 鎌田直純(バリトン) 演奏 徳田敏子(ピアノ)
会場 | 日仏会館ホール |
定員 | 130 |
参加費 | 一般 3,000円、学生 1,500円、主催・共催団体会員 2,000円 |
事前登録 | 要 |
主催 | (公財)日仏会館、日仏音楽協会 |
曲目
ゴーチエ: 死後の艶姿
ヴェルレーヌ : ひそやかに / 《忘れられし小唄》抜粋
マラルメ: 出現 / 《ステファーヌ・マラルメの三つの詩》全曲
ヴィヨン: 《フランソワ・ヴィヨンの三つのバラード》全曲
ブルジェ: 美しき夕べ / ロマンス
ドビュッシー : 《抒情的散文》全曲 / 家なき子等のクリスマス
画像: Debussy photographié par Paul Nadar (vers 1905)
福田 美樹子(ふくだ みきこ)コロラトゥーラソプラノ
国立音楽大学卒業。バルセロナ・リセウ高等音楽院をCarmen Bustamante氏に師事し、最優秀の成績にて修了。ボルドー地方音楽院、パリ市立音楽院などにて、Mady Mesplé氏に師事。氏に「声の色調が美しい」と評される。オペラ『フォンテンヌブローのディアンヌ』のナンフ役、フェミナ劇場にて『ボルドーの仲間たち』、『カルミナ・ブラーナ』ソプラノソリスト、国立パジェルジクオーケストラの定期公演リサイタル(パリカロフ指揮)、コンセール・C主催「ドビュッシーの夕べ」などに出演。リサイタルは、2009、2013、2016年「フランスへの誘いシリーズ」、2018年スペイン×日本夢のかけ橋を開催。オールフランスコロラトゥーラレパートリーによるソロアルバム 「歌う思い出」が2016年オクタヴィアレコードよりリリース、同年9月のタワーレコード渋谷店月間売り上げ第2位。同年サントリーホール小ホールなどにて発売売記念リサイタルを開催、好評を博す。二期会、コンセール・C、日本フォーレ協会、東京室内歌劇場各会員。ミキコエコール代表。
福田美樹子ファンクラブ: https://www.facebook.com/MikikoFukuda.coloratura
公式ホームページ http://www.mikikofukuda.com/
神谷 明美(かみや あけみ) ソプラノ
都立芸術高等学校音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程、パリ市立音楽院修了。二期会オペラ研修所修了、最優秀賞及び川崎静子賞受賞。モーツァルト『劇場支配人』ヘルツ夫人役でオペラデビュー、モーツァルト『魔笛』夜の女王、メサジェ『ヴェロニク』タイトルロールなどのオペラ作品に出演。バッハ『マニフィカート』、ヘンデル『メサイア』、モーツァルト『ハ短調ミサ』、ロッシーニ『スターバト・マーテル』、フォーレ『レクイエム』など宗教曲のソリストとして活躍する。2010年、2013年(2回)、2017年にリサイタルを開催し好評を博す。フランス、日本、ドイツ歌曲のコンサートに多数出演する。現在までにC・エダ・ピエール、中村浩子、小林真理、岡﨑實俊、故P.シルハウスキー氏に師事。現在、洗足学園音楽大学、洗足こども短期大学講師。世田谷区民合唱団、プティブワの各ヴォイストレーナー。二期会会員、日本演奏連盟会員、コンセール・C、日本フォーレ協会、歌曲アンサンブル研究会会員。Envoi de Chants主宰。
増田 貴代子(ますだ きよこ) ソプラノ
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程ソロ科修了。2000年笹川日仏財団の助成によりパリ・シャトレ座の研修生として渡仏。同劇場にてケント・ナガノ指揮ブソーニ作曲のオペラ『ドクトル・ファウスト』天の声役、ヤナーチェク『イエヌーファ』コーラス、「ミディムジコウ」にてリサイタルを行う。ジョンヴィル、コルシカ島、ショーモンにおいて教会コンサートに出演。帰国後は、日本演奏連盟主催「演連コンサート」にてリサイタルを開催するなど、主に日仏音楽の演奏活動の傍ら後進の指導にあたっている。鎌倉音楽コンクール声楽部門第1位ならびにベルトラメリ能子賞、鎌倉教育委員会賞受賞、第10回日仏音楽コンクール第2位、UFAM国際声楽コンクール上級部門入賞。児島百代、中村浩子、永井和子、サビーヌ・ヴァタン、イレーヌ・ジャルスキー各氏に師事。現在、コンセール・C会員、スタジオ・フリーデル講師、CON BRIO 主宰、横浜英和PTAコーラスの指揮を務める。
鎌田 直純(かまた なおよし)バリトン。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了。大学院在学中に『ペレアスとメリザンド』のペレアス役に抜擢。大学院修了後1982年渡欧。フランシスコ・ヴィニャス国際コンクール(バルセロナ)他、ヨーロッパの声楽コンクールに入賞。パリ・エコール・ノルマル音楽院首席修了。パリを中心に演奏活動後1992年帰国。フランス歌曲の他、新作歌曲、宗教曲等、またオペラにおいては『ロミオとジュリエット』、『ホフマン物語』等、多数の舞台に出演。ジャン・フルネ指揮による東京都響定期『ぺレアスとメリサンド』のペレアス、日本フォーレ協会制作によるフォーレ『レクイエム』のCD(出版:カメラータ・トウキョウ)でバリトン・ソロを歌う。最近では2016年に南仏ラングドック地方で行われたセヴラック音楽祭に出演した。二期会、日本フォーレ協会、コンセール・C、日本セヴラック協会、二期会フランス歌曲研究会会員。和歌山大学、東京学芸大学教授を経て、現在小田原短期大学教授。
徳田 敏子(とくだ としこ) ピアノ
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。末永博子、井口秋子、安川加壽子、井上二葉の諸氏に師事。
フランスにてナディア・ブーランジェの主催する講習に参加。ピアノをギャビー・カサドシュ氏に師事。
自主リサイタルの他、室内楽、歌曲の分野で幅広く活動。近年はフランス歌曲のピアノを数多く手がけている。
フランス歌曲研究会、日本フォーレ協会会員。現在、日本大学藝術学部講師。