コンサート・上映

映画と文学VII 感動が生まれるところ ─ 文学と映画、そして『女の一生』 (恵比寿映像祭地域連携プログラム)オンライン(映像と講演)

杉原賢彦(映画批評/目白大学)

“イベント詳細”

2021-02-19(金) 20:00 - 20:40
定員 70
参加費 一般1,000円、主催団体会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップ無料
事前登録 ※日仏会館会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップのチケット申込期限は2021年2月19日(金)12時です。
※TMF会員の方はPeatixからはお申し込みいただけません。TMF事務局ウェブサイトをご覧ください。
言語 日本語
主催 (公財)日仏会館、日仏メディア交流協会
協力 株式会社ミモザフィルムズ

 

本イベントは、作品上映と講演で構成されています。
ページ下部に記載の詳細を必ずご確認ください。

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ギィ・ド・モーパッサンの『女の一生』は、これまで幾度となく映画化されてきた。そのなかで日本の観客にもっともよく知られてきたのは、日本で翻案・映画化されたものだったかもしれない──。なに不自由なく生まれ育った女性が、理想的な若者と恋に落ち、結婚する。幸せにあふれているかのように見えた結婚生活は、しかし、次々と裏切られてゆく。夫の裏切り、息子の放蕩、そして没落......。その困難を生き抜いたひとりの女性の生涯。

19世紀後半、フランス社会の在りようを、ひとりの女性の生き方から見つめた小説が、どのうに20世紀において受け止められてきたのか。そしてそれが 21世紀において、それがどのように変わらなけれ
ばならなかったのか? ステファン・ブリゼの『女の一生』は、その軌跡を、あるいはひとつの小説がどのように読まれ「見られる」必要があるのかを明らかにしているように思える。映画の情動は物語からのみ生まれるものではないのだ、と──。

 

 

 

●上映作品●

『女の一生』

2016 / France-Belge / 119min. / couleur / 日本語字幕付

監督:ステファン・ブリゼ‏‏‏/脚本:ステファン・ブリゼ、フロランス・ヴィニョン/撮影:アントワーヌ・エベルレ/音楽:オリヴィエ・ボーモン/美術:ヴァレリー・サラジャン

出演:ジュディット・シュムラ、ジャン = ピエール・ダルッサン、ヨランド・モロー

画像:©️TS PRODUCTIONS (PHOTO MICHAËL CROTTO) -AFFICHE NUITDECHINE

 

【イベントについて】

講演日時:2月19日(金) 20:10-20:40
作品視聴URL有効期間:2月19日(金) 10:00-23:59

2月18日までにお申し込みいただいた方には、開催当日2月19日(金)10時頃に、作品視聴用URLならびに講演参加用URLをお知らせいたします。
作品視聴用URLならびに講演参加用URLはPeatixの「視聴ページ」にも掲載いたします。
開催当日にお申し込みいただいた方はPeatixの「視聴ページ」をご確認ください。

講演開始時間までに作品をご視聴いただき、講演への参加をお願いいたします。

 

 

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