コンサート・上映

ドビュッシー、そして6人組と若きフランス――フランス音楽の半世紀(フランス音楽の夕べ)

【演奏】山﨑貴子(ヴァイオリン)、新井田さゆり(ソプラノ)、小坂圭太(ピアノ)
【司会】野平一郎(東京音楽大学学長)

“イベント詳細”

2024-10-29(火) 19:00 - 21:00
会場
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール
定員 130
参加費 一般 3,000円
学生 1,500円
主催団体会員 2,000円
主催 (公財)日仏会館 日仏音楽協会

 

 

※お申し込み方法についてはこちらのページをご参照ください。

 


 

1890年代から第2次世界大戦終結までの約半世紀のフランス音楽を概観する試みです。ドビュッシーの初期と晩年の作品を冒頭に配し、その後両大戦間の音楽、特に6人組や「若きフランス」の作曲家たちに焦点を当てます。特に後者のジョリヴェは今年没後50年を迎える作曲家であり、またモーリス・エマニュエルは2つのグループには属していませんが、ドビュッシーの親友であり、その東洋の旋法に関する関心がメシアンの音楽を育てたことで知られています。プログラムは、特に1917年、第一次戦争末期を軸とし、ドビュッシーのほぼ最後の作品である「ヴァイオリンソナタ」、そして新しい世代の感性を抱えて登場したミヨーの「ヴァイオリンソナタ」の2つの異なった響きを確かめます。

 

 

プログラム

 

ドビュッシー
3つの歌曲(ヴェルレーヌ)(1891)
海は大伽藍よりも 角笛の音は 垣の列

ドビュッシー
ヴァイオリン・ソナタ(1917)
アレグロ・ヴィヴォ 間奏曲 フィナル

モーリス・エマニュエル
ピアノのためのソナチネ第4番Op.20〜インドのさまざまな旋法による(1920)
アレグロ アダージオ アレグロ・デチーゾ

メシアン
世の終わりのための四重奏曲より(1940)
第8曲 イエスの不滅性への讃歌

休憩

ジョリヴェ
マナ(1935) より抜粋
トーテム・ポール 鳥 バリの女王 牡山羊 牡牛 ペガサス

プーランク
燃える鏡(エリュアール)(1938)
Tu voir le feu du soir   Je nommerai ton front

プーランク
ルイ・アラゴンの2つの詩(1943)より 
C(セー)

ミヨー
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.40(1917)
パストラル ヴィフ トレ・ラン トレ・ヴィフ

 

 

山﨑貴子 ヴァイオリン

東京芸術大学付属音楽高等学校、同大学を経て同大学院修士課程修了。ヴィンタートゥア・チューリッヒ音楽大学ソロ養成課程でジョージ・パウク教授に師事。2001年より文化庁芸術家派遣研究生としてロンドンに留学。第5回日本室内楽コンクール(デュオ部門)第1位及び東京都知事賞、第28回ティボール=ヴァルガ国際コンクール及び第19回ヴィットリオ・グィ国際コンクール(デュオ部門)第1位、第45回パガニーニ国際コンクール第3位。これまでにスイスロマンド管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。これまでにヴァイオリンを故数住岸子、澤和樹、ジェラール・ジャリ、ジョージ・パウクに師事。現在東京藝術大学で後身の指導にあたる。

 

新井田さゆり ソプラノ

東京音楽大学及び同大学院を経て渡仏。シャトレ劇場専属ピアニストの元で一年間学ぶ。2010年、パリ・エコール・ノルマル音楽院首席卒業。卒業時、審査員賞受賞。同年、オペラ『リゴレット』のチェプラーノ夫人役で、デビュー。『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルデリージ、『ドン・ジョバンニ』ドンナ・アンナ、『魔笛』パパゲーナ、『ティレジアスの乳房』ティレジアス、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『トゥーランドット』リウ、また、宗教曲でのソプラノ・ソロ等、多数出演。2018年、8年のフランス滞在を経て帰国。ライフワークに現代作曲家カイヤ・サリアホの作品の初演を各国で務めている。

 

小坂圭太 ピアノ

東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、同大学音楽学部を経て、1987年同大学院修士課程を修了。1985年、第54回日本音楽コンクール(ピアノ部門)入選、89年、第58回同コンクール声楽部門でコンクール委員会特別賞(協演賞)。在学中より、ソロ・伴奏・室内楽・オーケストラの鍵盤楽器・コレペティートゥアなど多岐に亘る活動を開始、サントリー音楽財団、アリオン音楽財団などが主催するフェスティヴァルやNHK-FMなどに度々出演している。現在、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授、愛知県立芸術大学音楽学部、相愛大学音楽学部でも後進の指導にあたっている。

 

 

 


 

 

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