講演会・トーク

(フランス文化講演シリーズ第260回) 「兆民、龍馬と仏蘭西」

出久根達郎 (作家)

“イベント詳細”

2011-10-12(水) 18:00
会場
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール

参加費: 日仏会館会員無料 (非会員は1.000円、学生500円)    定員 120名

 

要事前登録: 日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。 

 

 

 

 

 

 「兆民、龍馬と仏蘭西」 

 

 

 

  むろん、坂本龍馬はフランスに行ってはいない。

 

しかし、坂本龍馬の晩年、彼の走り使いをした思想家の中江兆民は、龍馬にあこがれ、「第二の坂本龍馬」たらんとした。

 

 

 

兆民は渡仏し、小学校に入学してフランス語を学ぶ。

 

 

 

帰国した兆民は麹町に仏語塾を開く。当時、日本一といわれたほど学生を集めた人気の塾であった。兆民はわが国にフランスの何を伝えたか。彼は果たして、『第二の坂本龍馬』になり得たか?

 

 

 

 

 

 

 

出久根達郎 (作家) 

 

1944年、茨城生まれ。古書店主から作家に。1992年『本のお口よごしですが』でむ講談社エッセイ賞。1993年『佃島ふたり書房』で直木賞。2004年『読売新聞で読む明治 昔をたずねて今を知る』で大衆文学研究賞。