講演会・トーク

(フランス文化講演シリーズ第296回)大きな変化の中で 今後の国際秩序と経済の行方

小島順彦(三菱商事(株))、中島厚志(独立行政法人経済産業研究所)、松浦晃一郎(日仏会館理事長、第8代ユネスコ事務局長) 司会 池上久雄 (日仏会館、東京学芸大学)

“イベント詳細”

2016-03-02(水) 18:00 - 20:00
会場
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール
定員 120
参加費 日仏会館会員、共催団体会員: 無料、一般: 1.000円、 学生: 500円
事前登録
主催 (公財)日仏会館
共催 日仏経済交流会(パリクラブ) 日本貿易会 国際社会貢献センター(ABIC) 在日フランス商工会議所

登壇者

小島順彦(三菱商事(株)取締役会長)

中島厚志(独立行政法人経済産業研究所理事長)

松浦晃一郎(公益財団法人日仏会館理事長、第8代ユネスコ事務局長)

司会

池上久雄 (日仏会館副理事長、東京学芸大学客員教授)

 

 

欧米でテロとそれに対抗する右翼の台頭、アジアでの中国と周辺国との海域をめぐる対立、イスラム国対欧州ロシア等周辺諸国の戦い、EUとEUROを巡る欧州内での軋み等、世界は政治・地政学におけるリスクが拡大しつつある。

一方、経済の面では、グローバリゼーションの高まりで国境の障壁が低くなり、TPPやEPA等によって友好国同士の経済発展が期待され、また中国を中心とするアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立等、相互支援の仕組みも拡大しつつあるが、一方で新たな対立や地域ブロック化のリスクも生まれてきている。 また、原油・資源安が進み、資金流出が起こる中、多くの新興国が経済不振に陥って世界経済が低調な推移となっており、今後の動きについては目を離せない状況にある。

このような環境の中で、今回それぞれの分野における第一人者をお招きして、今後の世界の政治経済がどのように展開していくか、大いに語っていただくこととした次第である。