平野啓一郎(作家)
会場 | 日仏会館ホール |
定員 | 130 |
参加費 | 一般1000円、学生500円、日仏会館会員 無料 |
事前登録 | 要 |
言語 | 日本語 |
主催 | (公財)日仏会館 |
画像 © 滝本幹也
「自分とは何か」という問いは、他者との関係を築く上の基本です。私たちの社会は、「個人」(individual)という概念に基づき形成されていますが、講師は近年、更に小さな「分人」(dividual)という単位を導入して、アイデンティティとコミュニケーションについての新しい認識の必要を説いています。社会の多様性を実現するためには、その中で生きる一人一人が内的に多様である必要があります。さもなくば、コミュニケーションは成功しません。予測不能な未来を生きる新しいアイディアを考えます。映画化された『マチネの終わりに』の著者による講演です。
平野啓一郎
1975年生まれ
『日蝕』(1998)により京大在学中に23歳で芥川賞受賞
『葬送』(2002)
2005年、文化庁の文化大使としてフランスに1年間滞在
『ドーン』(2009)Bunkamuraドゥマゴ賞
『私とは何か 「個人」から「分人」へ』(2012)
『マチネの終わりに』(2016) 2019年11 月に映画化
『ある男』(2018)読売文学賞
平野啓一郎公式サイト https://k-hirano.com
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