【講師】小川 糸(作家)、ミリアン・ダルトア=赤穂(翻訳家)
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(小川糸)【写真】Poplar、(ミリアン・ダルトア=赤穂)【写真】Hanai Tomoko
近年フランスで最も広い読者層に愛読されている日本の小説家小川糸さんとその仏訳者であるミリアン・ダルトア=赤穂さんに対談をしていただきます。日本で執筆しながらフランスをはじめヨーロッパで高い評価を受けている理由、外国の読者との関わり方や、執筆作業への影響などについて、「一番深く読んでいる」読者とも言える翻訳家とお話しいただき、フランスにおける新しい「日本のポピュラー文学」への関心を通じて、日仏交流の現状を考えます。
小川糸
最近フランスで一番読まれている日本作家の一人。
1973年生まれ。
2008年『食堂かたつむり』でデビュー。以降数多くの作品が、フランス語、英語、韓国語、中国語、スペイン語、イタリア語などに翻訳され、様々な国で出版されている。
『食堂かたつむり』は、2010年に映画化され、2011年にイタリアのバンカレッラ賞、2013年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞。
2012年には『つるかめ助産院』が、2017年には『ツバキ文具店』がNHKでテレビドラマ化された。 2019年『ライオンのおやつ』が「本屋大賞」第2位に。
その他著書に『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』『あつあつを召し上がれ』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ミ・ト・ン』など。最新刊は『とわの庭』。
ミリアン・ダルトア=赤穂
日本現代文学翻訳家。小川糸、ドリアン助川、本谷有希子、中村文則などをフランス語に翻訳。
日本文学を幅広い読者層へ開き、新しい作家を紹介し、日仏翻訳家たちのネットワークを作ることを目的とするウエブサイト「Nouvelles du Japon」を2020年に創立。https://nouvellesdujapon.com//Twitter : @NouvellesJapon
日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。